140字の向こう側

カウンセリングの場で語られる言葉。

「辛い」
「苦しい」
「別れが悲しい」
「会社を辞めたい」
「もやもやする」
「イライラする」

それぞれに語られる言葉は
一つとして同じものはない。

たとえ同じ言葉を使っていたとしても
その背景、込められた想いや意味は
それぞれに異なるものだから。

たとえ似たような経験があっても
簡単に「わかります」とは言えない。
似ているだけで同じではないのだから。

だから理解するために
誠実に向き合って寄り添って
ただただ聴く、それしかない。

 

朝井リョウさんの『何者』を読んで。
就活中の大学生たちの話なのですが
Twitterがキーとして登場します。

140字という限られた文字数の呟きは
どんな言葉を選択するかで、その人の
センスや人間性がわかる訳じゃない。
同じような言葉を選んで呟いたって、
その向こうにいるのはそれぞれ別々の
一人一人違った人間なのだから。

140字のその向こう側を想像してやれよ。

そんな台詞があって(ごめんなさい、ウロ覚え)

ああ、確かにそうだな、と思った
今日の朝。

口

心地よい日々を

長野美峰
長野美峰
くれたけ心理相談室(東京・西新宿支部)の心理カウンセラー

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