電車に降る雪

大好きな詩を紹介したいと思います。

中原中也さんの詩集『山羊の歌』から
『生ひ立ちの歌』という詩です。

こちらのサイトで全文ご覧いただけます。

最初にこの詩を読んだのは高校生の時。
現代文の先生が授業中に紹介してくれた
ことがきっかけでした。

この詩を読んだ瞬間、
温かさとか、哀しさとか、美しさとか、
色んな感情や感覚が一気に押し寄せて
きたのを覚えています。
まさに、心を掴まれたようでした。

読んだ後で、中原中也という人の生涯を
知った訳ですが、幼くして息子を亡くし
自身も30歳という若さで夭折した彼の
人生を知ると、その詩にも悲しみという
感情が漂っているように感じるのですが
それだけじゃない。

最初に感じたような、温かさや優しさ、
生きるという強い意志、命への感謝。
とても純粋で清らかな気持ちにさせて
くれる詩だと思います。

ご紹介したサイトで他の詩も読むことが
できますが、縦書きの詩を紙で読むと、
また少し印象も変わるので、機会があれば
ぜひ、本を手に取ってみてくださいね。

『山羊の歌』 中原中也詩集

 

くれたけ心理相談室 今月のカウンセラークエスチョン その1
あなたが読んで元気になった本を一冊紹介してください(#61)