歌

 

あなたが影響を受けた歴史上の人物は?という今回のお題。

誰だろうなぁ、と色々な人たちが頭に浮かびながらも中々書けなかったのですが

ある曲が頭に浮かび、これだ!と思って書いてみています。

お題からはすこーし逸れますが…

 

『RENT』というミュージカルをご存知でしょうか。

1996年にブロードウェイで上演されて以来、12年以上のロングラン公演記録を残し

世界各国、もちろん日本でも上演されている大ヒットミュージカルで、

2005年にはハリウッドで映画化もされています。

 

1980年代終わりのニューヨークを舞台に、

自由奔放なボヘミアン的な日々を送る若者達が貧困や病魔に苛まれながらも、

日々の生活の中に愛や生きる喜びを見いだしていく物語『RENT』

この作品は、ジョナサン・ラーソンという人物のほぼ独力で書き上げられました。

しかも、彼にとってこれが初めての本格ミュージカル作品だったのです。

非凡な才能を持ったジョナサン・ラーソンは、

7年もの間、試行錯誤を重ね、ようやく公演へとこぎつけました。

しかし、その公演初日の未明、彼は自宅で倒れ

夢にまで見た『RENT』の公演を見ることなく

35年の短い生涯を終えました。

 

作者の急逝という悲劇の中、

彼と一緒に『RENT』を作り上げてきたキャストたちの熱い思いが

先に書いたような大ヒットへの原動力にもなったのだと思います。

『RENT』の魅力や伝説的なエピソードについては

ここでは語りきれないほどたくさんあります!

 

今日のタイトル『No Day But Today』ですが、

これは作品の中で歌われる曲の一つです。

 

「過去もない未来もない、大切なのは今日なんだ」

「今日、今というこの時を生きよう」

 

貧困、HIV陽性、ドラッグ中毒、ゲイ/レズビアン、エスニックマイノリティなど、

生きる上で様々な困難に直面する彼らが、

それでも生きることへの喜び、感謝を、力強く歌い上げます。

 

「今、ここ」は、カウンセリングの世界でもよく言われる言葉です。

この曲を初めて聞いた時、

私自身、カウンセラーを志すことになるとは思ってもみませんでしたが

今という瞬間を精一杯生きようとするこの曲が大好きで、

気づくと口ずさんでいました。

この『RENT』の中のキャラクターたち、

『RENT』を作り上げたジョナサン・ラーソンやキャスト

彼らの生き方や想いが、知らず知らず私に影響を与えてくれたのだと思いました。

このブログを書くまでそんな風に意識したことはなかったので、

きっかけを与えてもらえたことに感謝しながら、

これからも、今この瞬間を大切にしていきたいと改めて思いました。

 

こちらの動画で『No Day But Today』を視聴出来ますのでぜひ!