立ち止まるって、どんなことか。

人より遅れること、かもしれない。
流れに乗れなくなる、かもしれない。

だから走り続ける、のかな。

「走りながら考える」ことは大切。
例えばビジネスでもなんでも、目標を
達成しようとする時はまず動いてみる。
やってみて壁にぶち当たったら考える。
この方が結果的に早かったりするから。

でも、
コミュニケーションはどうだろう。
仮にそれが目標への過程の一つであった
としても、誰かに言葉を向けるその時は
一度立ち止まってみることが必要で、
それが却って円滑に事を進めてくれる
かもしれない。

コミュニケーションは不可逆的。
一度発してしまったら、その言葉は
もう元には戻せない、変えられない、
無かったことにはできない。
(もちろん後から補足はできるけれど)

刃となって傷つけるかもしれないし
炎のように燃え上がるかもしれない、
そんな恐ろしいものでもある。

例えば、SNSなんかは特にそうで、
一見過激な言葉があったり、否定的な
言葉に対して脊髄反射で言葉を返すと
きっと事態は悪くなる一方で。

言葉の意味そのものや、発言の背景、
発した人の状況、人となり、経緯、
そんなことを、きちんと咀嚼して、
そして自分の発する言葉も吟味する。

ネット上のコミュニケーションは、
その立ち止まる時間がきちんと取れる
便利なツールでもあると思う。

 

「走りながら考える」ことは大切。

でもコミュニケーションは、
言葉を受け止め、言葉を発するその時は
一歩立ち止まってみる。それも大切。

STOPの道路サイン