トマトプロジェクトのチケット

たまたま立ち寄ったデザイン展。

 

Tomatoという世界的に著名なデザイン集団をご存知でしょうか。

(私はよく知りませんでした…ごめんなさい…)

彼らを一躍有名にしたのが『トレインスポッティング』という映画。

その後も映像、ファッション、建築など、様々なジャンルで活躍しており

テレビ朝日のロゴなんかも手がけているそうです。

 

そんな彼らの結成20周年を記念したイベントだったのですが、

私は人に連れられて立ち寄っただけだったので

作品はほぼ知りませんし、デザインに造詣が深いわけでもないので

ただただ眺めているだけでした。

 

ところが!

たまたまTomato創立メンバーの一人である

ジョン・ワーウィッカー氏のトークショーの時間と重なり

たくさんのお話を聞くことが出来ました。

 

恥ずかしながら、彼のことも全く知らなかったのですが、

作品の解説や観客からの質問にユーモアを織り交ぜながら答えてくれるので

素人の私もいつの間にか聞き入ってしまうほど楽しめるものでした。

ジョン ワーウィッカー

コーヒー片手にトークショーを行うジョン・ワーウィッカー氏

 

「東京オリンピックの開会式のプロデューサーに良い人はいないか?」

という質問が観客の方からされた時、

彼は「very good question」だけど「 hard question」だと笑っていました。

が、その答えの中に彼のデザインに対する信念を感じました。

 

”オリンピックを演出する技術はどんどん進化している。

開会式は凄まじい規律の中で華やかに演出され、

頭上にはドローンが飛び、

選手の真横にぴったりとカメラが並走する。

しかし、本当に大切なのは

実際に競技場に足を運び

ウサイン・ボルトが駆け抜けるそのスピートを

肌で感じることだ。

人が、その肉体や精神を限界まで極め挑む。

そこには詩(poetry)がある。

東京オリンピックの開会式は

そんな詩を理解できる、人の営みを愛している

そんな人にプロデュースしてもらいたい。”