どう伝えるか。どうしたら伝わるか。
その答えはずっと模索し続けるもの。

 

新卒で入った前職の会社員時代、
一番、劇的に意識が変わったのは
「伝える」ということかもしれない。

メールの書き方から始まり、
電話、週報、打ち合わせの資料作り、
口頭での報告(長いのも短いのも)や
プレゼン、会議のファシリテート、
お客様への説明や発表会のQA作り…

仕事をしていくうえで、
ありとあらゆる場面と相手と手段で
コミュニケーションが必要でしたし
正直、この文言一つにそんなに拘る!?
と面食らうことも多々ありました。
(当時の上司に直接そう言ったこともあったなぁ…)

それまでの学校の友達や家族だったら
何となくでもわかってくれるだろう、
という考えの下でコミュニケーションが
成り立っていて、実際、お互いのことを
ある程度知っているから、それでOK。
もし上手くいかなくても友達だったら、
付き合わずに済ませることもできます。

でも、仕事の場合関わらないわけには
いかないし、その相手が年齢も性別も
育ってきた環境も違うセロリな人たち
ばかり、20そこそこの新入社員であれば
親より年上の方もたくさんいるわけで。

だから自分の伝え方を注意もされたし
上手く伝えられない自分に凹みもしたし
反対に、何でそんな言い方するの?と
落ち込んだりムッとすることもあった。

だけれども、
伝えること、コミュニケーションに
悩むのは自分だけではなかった。
新人だから、能力が低いから、だから
上手くできないと焦りもしたけれど、
でも、頼りになる先輩だって、親より
年上の上司だって、みんなみんな伝える
ことに苦労しているんですよね。

コミュニケーションの正解なんて、
そう簡単に見つかるものじゃない。
正解なんて無いのかもしれない。
少しずつ経験を積みながら引き出しを
増やしつつ、でもきっと、いつまでも
四苦八苦するのかもしれないなぁ。

「みんなおんなじ」
そう思うとちょっと気が楽になります。

 

時々、天才的に(と私は思う)伝え上手な
人もいらっしゃいます。
ものすごく羨ましい限りなんですけれど
そういう人からはスキルを勉強させて
もらいつつ、その分(?)、私より
箪笥の角に足の小指をぶつける回数が
ちょっと多いかもしれない、と思って
溜飲を下げます。(嘘です)

人ごみ