吹き荒ぶ風を止めることは出来ない。
降り出した雨を止めることは出来ない。
寄せては返す海の波を止めることは出来ない。

分厚いコートを着て傘をさし歩き
時には軒下で雨宿りをして待ち
波に漂い手をかき足をバタつかせ
もがきながらただ自分の道を進む。

その一歩はとてもとても小さな一歩で
その一かきはいとも簡単に押し戻される。

その大きなうねりを
止めることは出来ないかもしれない。
変えることは出来ないかもしれない。

けれども、
例えそのうねりに飲み込まれようと
あなた自身が変えられる必要はない。

世界をあなたが変えることは出来なくても
世界もあなたを変えることは出来ないのだから。

いつだって
あなたが望むようにあなたは在る。

夜明けに立つ人